児童が育てたお米 マリ共和国へ 
2022.01.18
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児童が書いたメッセージのシールが貼られる

支援米を運ぶ児童たち

甲府市の山城小学校で1月17日、JA山梨みらいと地元の農業生産者らでつくる「食とみどり・水を守る山城地区市民会議」はアジア・アフリカ支援米活動としてマリ共和国に送る支援米の発送式を行い、山城小学校の5年生152名が参加しました。支援米は児童らが体験学習として6月に田植え行い、10月の稲刈りをしたうるち米150㌔。

この活動は児童に農業体験を通して、食料を作る苦労や大切さを理解してもらうだけでなく、食料を支援することで世界の食料事情についても学んでもらうことが目的。今年で14年目を迎えます。

当日は児童が、飢餓に苦しむ人たちへのメッセージを書いたシールを支援米の袋に心を込めて貼り、トラックに積み込みました。支援米は東京都のボランティア団体を通じて、船便で3月にマリ共和国へ届く予定です。      

児童の一人は「マリ共和国の一人でも多くの命が助かり、みんなが笑顔でいられることを願っている」話していました。

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